日本の食料自給率は、平成30年度にはカロリーベースで37%、生産額ベースで66%と世界の中では低い水準にあります。我が国の目標は、カロリーベースが45%、生産額ベースでは75%としています。
長崎県の食料自給率は
農林水産省の平成29年度の試算によれば、長崎県はカロリーをもとに計算した食料自給率は47%で全国の37%をわずかに上回っているものの、100%には遠く及んでいません。
一方、生産額をもとに計算された食料自給率は147%で、こちらは全国の目標値75%の倍の数値となっています。
このように生産側から見た場合の自給率は一定にの評価ができるものの、消費者つまりカロリーをもとに計算された自給率は、かなり改善の余地があるということで、食育協会の活動に期待されるところが大きいということができます。
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